インデックス投資について

インデックス投資とは?

インデックス投資とは、パッシブ投資とも呼ばれ、広範な株式市場や債券市場の値動きを示す市場指数(インデックス)に連動することを目指す投資手法のことです。市場指数の代表的なものには日経平均株価、TOPIX、S&P500やニューヨークダウ平均株価などがあります。

インデックス運用(パッシブ運用)とアクティブ運用

株式や債券への投資はインデックス運用(パッシブ運用)とアクティブ運用に分類できます。アクティブ運用とは株式や債券の発行体(国や企業など)について分析を行い、市場指数を上回る運用成績を目指す運用手法です。それぞれ特徴を比較すると下記のようなイメージとなります。

パッシブ運用アクティブ運用
運用目標インデックスと同等のリターンの獲得インデックスを上回るリターン(超過リターン)の獲得
投資判断運用者(ファンドマネジャー)が判断基本はインデックスを構成する全銘柄を保有する
運用コスト割安割高
主なポイントいかに運用コストを抑制できるか運用報酬控除後で超過リターンを獲得できるか

インデックス投資が支持される学術的な背景について

私は“インデックス投資信者”ですが、インデックス投資がなぜ支持されるのか、その学術的な背景や私の考えについて説明します。

効率的市場仮説について

インデックス投資が支持される投資理論の1つに効率的市場仮説(Efficient-market hypothesis)があります。効率的市場仮説とは、株式市場や債券市場には現時点で利用可能な全ての情報が瞬時に織り込まれる(効率的である)ことから、将来の株価を正しく予測することは不可能であり、インデックス(つまり市場)を上回るリターン(超過リターン)を獲得することはできないという学説です。

この効率的市場仮説は下記の3つのパターンを想定した仮説によって構成されています。

ウィーク型過去の株価(または債券価格)と将来の株価(または債券価格)に関連性はなく、値動きの推移(チャート)から将来の株価(または債券価格)を正しく予測することはできないという仮説
セミストロング型現在の株価(または債券価格)はその発行体の全ての公表情報を反映しており、発行体を分析することによって将来の株価(または債券価格)を正しく予測することはできないという仮説
ストロング型現在の株価および債券価格はその発行体の未公表情報をも反映しており、発行体を分析することによって将来の株価(または債券価格)を正しく予測することはできないという仮説

管理人の見解

効率的市場仮説は様々な前提を置いた投資理論であることから、その前提に否定的な意見を唱える方々が相応にいらっしゃいますが、世の中の多くの統計が示している通り、運用報酬控除後ではアクティブファンドは平均的にはインデックス負けてしまうので、あえてアクティブ運用を行う必要がないというのが管理人の見解です。当然、投資家が複数いる以上、負けるアクティブファンドもあれば勝つアクティブファンドもありますが、株価を予測することが困難であるのと同様に、ファンドのパフォーマンスを予測すること(結果として良いアクティブファンドを選ぶこと)も困難であると考えています。